日本はなぜ南米勢が苦手なのか? 用意した“拍子”だけで勝てるほど世界は甘くない
強いチームには何とも言えぬテンポがある
サッカーにおける勝負の要諦は、相手の裏をかけるかどうか、にある。
例えば、相手が一気に力を投入し、素早く機動力を使い、自らの体力を消費させるのを覚悟で挑んできたとき、それに慌てない。しっかり陣形を作りながら、その波が収まるまで耐えきる。激しく火のように動く相手には、どっしりと構えて山のように動かない。
簡単ではないが、それをできるように鍛錬するのが、指導者の役割である。自分たちに都合の良いテンポを知り、相手が嫌なテンポを見抜き、テンポを変える。強いチームには、何とも言えぬテンポがあるものだ。
「どんな物事にも拍子(テンポ)はあるものだが、兵法においてもその鍛錬が欠かせない」
宮本武蔵が著した「五輪の書」では、そう戦いの極意が書かれている。
「兵法の拍子にはいろいろある。まず、合う拍子を知り、次に合わない拍子を知りわきまえ、大小・遅速の拍子の中でも、合った拍子、間の拍子、逆の拍子を知るのが、兵法の第一とすべきことである。特に、相手の拍子に逆らうことを知らないでは、確かな兵法とならない。戦闘においては、敵の拍子を知り、敵の思いもかけぬ拍子をもって、空の拍子を知恵の拍子より発して勝ち得るのである」
優れた指揮官は、試合の中で何度かある拍子を、テンポを、波を自分たちのものにできる。そのための鍛錬をトレーニングでしている。90分で勝利はモノにするべきもので、自軍がうまくいかないとき、つまりテンポを作れないとき、潮目が変わるのを待つだけの集団にできているか。人の位置を変えるだけでテンポを取り戻すことができるか、その準備をしているものだ。
試合は生き物のように形を変えるだけに、それに対処できるチームであることが求められる。
戦う前にプランを組むし、選手も対策を取るだろう。しかし、相手も対策を取ってくる。そこに、駆け引きが生まれる。
「テンポを取るのがうまい」名将とは?
例えばジョゼ・モウリーニョは、テンポを取るのがうまい。開始直後の10分間で相手をひしぎ、怯ませ、その隙をついて得点を挙げる。リードした後は、当然ながら相手の反撃を受ける。しかし、その力を受け流しながら、受け止め、消耗させる。堅陣を張って、相手を焦らせつつ、とどめとなるゴールを奪い取るのだ。
常に相手の思惑を上回り、テンポを作り直す隙を与えず、自らがテンポを作る。
ちなみに南米のチームでは、監督が戦術的柔軟性を与えられることは少ないが、ピッチに立つ選手が個人の判断で、柔軟にやり方を変えられる。
日本人は、南米の不規則性を苦手としているのだろう。初めに組み合った時の感覚が良くて、優勢に思えても、次第に相手に利を奪われる。南米のテンポというのは、有機的で独特だ。
用意した拍子だけで勝てる。
世界のサッカーは、それほど甘くはない。文●小宮良之
【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月に『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たし、2020年12月には新作『氷上のフェニックス』が上梓された。SOCCER DIGEST Web 1/12(火) 18:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8e3cf905dbe79b8ad91501f5dd696569a76fb6森保ジャパンは19年11月、南米では強豪国とは言えないベネズエラにホームで1-4の大敗を喫している。(C)SOCCER DIGEST
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8e3cf905dbe79b8ad91501f5dd696569a76fb6/images/000
2 :2021/01/12(火) 19:33:33.77
ラテンのリズムが苦手なんだよな
3 :2021/01/12(火) 19:34:13.86
普通に実力不足だろ
5 :2021/01/12(火) 19:35:30.10
スピードだけ、ドリブルだけならまだ何とかなる
合わさるとついていけない
6 :2021/01/12(火) 19:36:05.52
形だけ作ったハリボテだから、仕掛けられるとボロボロになる
ハリボテを警戒してくれる相手なら、何となくいい勝負できるが
7 :2021/01/12(火) 19:36:55.53
南米勢(ブラジル)
8 :2021/01/12(火) 19:39:34.70
ハイボールよりゴリゴリドリブルで来られる方が苦手だよね日本
18 :2021/01/12(火) 19:43:52.97
苦手なのは、ブラジルだけだろ
アルゼンチンとウルグアイには親善試合で勝ってる
ロシアW杯ではコロンビアに勝ってる
若手主体で臨んだコパでは互角以上の試合をしてた
南米という括りで苦手意識を植え付けるほどの差はない
23 :2021/01/12(火) 19:46:12.08
サッカー日本代表がアウェーで勝てる南米の国はボリビアぐらいしかない
24 :2021/01/12(火) 19:46:29.77
力の抜き方が課題なんじゃね
26 :2021/01/12(火) 19:46:56.52
W杯で南米の国に勝ったのは、アジア地域では日本だけなんだよ
28 :2021/01/12(火) 19:47:23.15
ベネズエラに負けたの2軍だろ
主力はクラブに帰ってた
38 :2021/01/12(火) 19:53:51.39
ブラジル代表にはいつまで経っても舐められ続けてるな
42 :2021/01/12(火) 19:55:47.64
南米への苦手意識はもう無いだろ。
南アフリカ大会ではパラグアイ相手に90分では引き分け、ロシア大会ではコロンビアに勝ち、親善試合でも苦手にはしてないじゃん。
ブラジル、アルゼンチンとか言うなら、そんなもん、全世界が苦手だよ
46 :2021/01/12(火) 19:59:04.82
日本人DFはアルゼンチンによくいるコネコネ系のテクニシャンを止めるのは結構上手いんだけど、
ブラジルコロンビア辺りの単純なフィジカルでゴリ押ししてくるタイプが苦手
53 :2021/01/12(火) 20:02:37.20
苦手って拮抗するくらいの実力があって初めて言える言葉よ
63 :2021/01/12(火) 20:12:51.33
南米に強いアジアの国など存在しない(´・ω・`)
75 :2021/01/12(火) 20:22:49.92
勝ちたい気持ちが弱いのだよ
85 :2021/01/12(火) 20:31:38.59
PAの外から個人技でズドンとやられる印象
101 :2021/01/12(火) 20:36:04.33
ブラジルとの直近の4試合
日本の14失点の内ネイマールが8得点
115 :2021/01/12(火) 20:41:52.30
南米選手権の時は逆にU-23日本代表がひたむきなサッカーをしていて、南米の国は明らかにやりづらそうだった。
148 :2021/01/12(火) 21:06:38.71
日本代表W杯通算
対南米、1勝4敗
対アフリカ、2勝1分1敗
対ヨーロッパ、2勝3分5敗
その他2敗(ジャマイカ、オーストラリア)
一応アフリカは勝ち越してる
ヨーロッパも10試合で5回負けてるけど半分は負けないからそこまで分が悪いとは言えなくもない
149 :2021/01/12(火) 21:08:21.49
>>148
南米は1勝1分3敗だろ
PK負けは引き分け扱い
153 :2021/01/12(火) 21:09:49.86
日本のクラブチームが南米チームによく勝ってる印象あるけど
159 :2021/01/12(火) 21:18:28.32
南米同士の試合って殆ど喧嘩だったぞw
172 :2021/01/12(火) 21:35:50.86
コロンビアに勝ったと言っても開始5分でPk、一人退場だもんな
182 :2021/01/12(火) 22:12:08.13
スル銀カップの成績ってどんな感じだっけ
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1610447560/
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コメント
>ハイボールよりゴリゴリドリブルで来られる方が苦手だよね日本
日本のディレイ守備はゴリゴリドリブラーと相性悪いからな。
南米勢だけでなく、イラン人相手でも、サウジや韓国人相手でも、仕掛けてくるドリブラー全てに日本は弱い。ドリブルしてればバランスを崩す瞬間は必ずあるのに、Jのディレイ守備洗脳のせいでその瞬間も日本のDFはディレイしたまま(笑)。奪い返そうとしないと。欧州基準の奪い返す守備が出来てるのは冨安、長谷部、ゴリ、遠藤くらいか。
冨安はハイボールも強いし素晴らしい。
>ブラジル代表にはいつまで経っても舐められ続けてるな
Jリーグで2流ブラジル人が活躍しまくってるから、超1流のセレソンからしたら、日本は遥か格下だからな。精神的に圧倒的に優越感を持ってるんだろ。