椅子はあと一つだけ。自動昇格は横浜FCか、大宮か…勝点2差で迎える最終節、有利なのは？
明治安田生命J2リーグはいよいよ24日に最終節を迎える。柏レイソルの優勝で残された椅子はあと一つ。自動昇格を争う横浜FCと大宮アルディージャがその座を懸けてラストゲームに臨む。22日に配信されたDAZN（ダゾーン）の『Jリーグプレビューショー』では、長年J2を追う解説者の佐藤悠介氏が登場。両クラブの監督・選手の貴重なコメントも交えて、白熱の昇格争いを展望していく。
下平監督就任後、勝率64％の横浜FC
13年ぶりのJ1を見据えている2位横浜FCは、ホームで17位の愛媛と激突。3位大宮に2ポイント差をつけており、勝てば文句なしで昇格が決まる。しかし佐藤氏は「もちろん横浜FCがリードしている」と前置きしながらも、「サッカーは何が起こるかわからない。それくらい緊張感のあるゲームになるんじゃないかなと個人的には思っています」と、最終節までもつれ込んだ争いを展望した。
横浜FCは5月にタヴァレス監督を解任し、ヘッドコーチであった下平隆宏氏を指揮官に昇格。すると就任後はリーグ戦で18勝7分3敗と勝率64%に到達。18試合無敗を達成するなど、一時は14位まで低迷したチームを一気に上位へ押し上げた。佐藤氏は下平体制になって最も変わった部分を次のように説明する。
「下平“ヘッドコーチ”から下平“監督”になり、好守において顔がしっかりしたというのが第一印象。守備のときはしっかりブロックを作って4-4-2で守りますけど、攻撃のときは後ろでしっかりボールを握りながら、可変システムで選手の立ち位置を少し変えて佐藤謙介選手や中村俊輔選手らボランチが一枚降りて、ボールをしっかり握ることによってスムーズにハーフウェイラインをまたぐところは、どこのチームよりスムーズにできています」
ボランチが降りてしっかりとしてビルドアップを図る狙いは、前線に陣取る齋藤功佑が「俊さんと謙介くんのポジションを見ながら関係性を持ってプレーをするのは意識している」と話すように、チーム全体で意思統一ができている。
下平監督も「そういった戦術的な部分も選手が理解してくれている」と手応えを感じているようで、「さらに元々このクラブが持っている選手のクオリティやマインドが噛み合っていい形で来ている」と自信を見せた。
自動昇格は目の前。勝てば文句なしで決まる横浜FCだが、最終節のキーマンは誰なのか。佐藤氏は、中村俊輔の名前を挙げ、その理由をこう話す。
「彼は人に持っていないスペシャルがある。左足でなにか劇的なものが生まれるのではないかと思っています。彼自身はチームの力になりたいというところで、このチームに来たが、監督のサッカーを体現するうえで少し難しさはあったと思いますし、どういうふうに自分自身が生きるかというところを模索しながら、最後の一番大事なところでフィットして、なおかつ結果も出す。自分のパフォーマンスとチームの結果がリンクしている。これは大きな武器だと思います」
今夏に活躍の場を横浜FCに移した中村は「粘っていたというか、ジュビロの頃からずっと自主練とか色々やっていたので、少し報われたかなというのはある」と話し、昇格を目の前にして「とうとう来たっていう瞬間。僕は半年もいないですけど、ぜひ上がって喜んでもらえたらと思います」と冷静に最終節を見据えていた。
大宮の選択肢は勝つしかない
一方でその横浜FCを2ポイント差で追う3位大宮は最終節、アウェイで金沢と対戦する。佐藤氏は金沢が大宮にとって簡単な相手ではないと話す。
「大宮は最終節、本当に難しい相手を残したと思います。簡単には勝てないと思う。大宮は前節、最後の最後で大前（元紀）選手のPKで取った勝ち点1が、なにか奇跡をもたらすのではないかという気もしています」
そんな大宮も、これまで横浜FCとV・ファーレン長崎をJ1昇格に導いたこともある経験豊富な高木琢也監督のもと、3季ぶりのJ1復帰を目指している。佐藤氏は大宮もまた、指揮官によって多くのポジティブな変化があったと話す。
「高木監督になって、好守においてバランスも良くなりましたし、ソリッドの堅いチームになった。まず最初に失点を減らす作業が大事になってくる要素だった。特にシャドーの選手たちが、まず最初にボランチの脇を埋めて、切り替わった瞬間のファーストディフェンダーへのプレッシャー。そしてボールが取れなかったときのボランチの脇をいち早く埋めて、4のブロックをしっかり作るための彼らの役割は相当大きい。そのあたりのオートマチックというか、選手の立ち位置の徹底というのはさすがだなと思います」
チームに変化を与えた高木監督は「一番大事なのは戦い方」だと説いている。「自分たちがどういうことをやっていくかということを、明確に選手へ伝えていく」ことを意識し、具体的に「高い位置からボールを取りに行くとか、当然そうなると長いボールも入ってくるのでセカンドボールをしっかりとる」ことを徹底したという。結果的に「その1セットが1つのゲーム流れが傾くポイントになる」と見ているのだ。
横浜FCのキーマンに中村を挙げた佐藤氏。では、大宮のキープレーヤーは誰を挙げるのか。
「大宮のキープレーヤーは茨田（陽生）選手。一言でいうと賢い選手。守備も献身的にこなすだけでなく、どこに戻ったらいいのか、どのタイミングでスペースを埋めたらいいのか、ボールは奪った瞬間にどこに立ち位置を取ると相手にとって嫌なのか。そういうことを理解して、瞬間瞬間でいま何をするべきかができている選手です」
高木監督も茨田に関しては「経験者なので言うこともそんなに多くはない」と多くを語らず。強いて言えば「広がりがかなり深い選手」と評価。茨田自身は「守備の意識を非常に比重を起きながらプレーしている」ようで、「やっぱりチームの全体のバランス、攻撃も考えながら。守備のところでどれだけ前線で追うことができるか、プレスバックができるか、いま非常に大事だと思う」。重要なポイントを挙げつつも「チャンスの数をできるだけ多く作ることが大事。いつもどおりのプレーができれば、うちは勝てると思う」と確かな自信をのぞかせた。
最後に佐藤氏は両チームが昇格を手にするためのポイントを推挙。横浜FCについては「自分たちがやりたいこと、やらなければいけないことは大事なゲームになればなるほど瞬時に変わってくる。それを見る力のある選手がどれだけ横浜FCの選手にいるのか、注目したい」とした。
一方大宮似関しては「とにかく点を取って勝たなければならない」ことを強調。そのうえで「大宮にとって一番大事なことは途中から入ってきた選手をどういうふうに生かすかというのを徹底すること」を挙げた。
「プレーオフにまわると、そこから3つ勝たないと昇格できない。横浜FCも大宮もそれで躓いた」
だからこそ自動昇格への思いが強い両者。サッカーの神様は果たしてどちらのチームに微笑むのだろうか。
Goal 2019/11/22 18:36
https://www.goal.com/jp/ニュース/椅子はあと一つだけ自動昇格は横浜fcか大宮か勝点2差で迎える最終節有利なのは/11eq0rt89ej881aldzmks9ljeo
自動昇格残り1枠をかけた攻防は横浜FCと大宮の一騎打ちに(C)J.LEAGUE
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191122-00010022-goal-socc.view-000
5 ：2019/11/23(土) 08:41:12
> 13年ぶりのJ1を見据えている2位横浜FCは、
J1上がったことあったのか…
全く記憶にない。
6 ：2019/11/23(土) 08:43:17.68
>>5
ドラゴン久保のひょっとこゴール
8 ：2019/11/23(土) 08:44:30.32
>>6
11 ：2019/11/23(土) 08:47:44.21
>>5
カズ→根占のゴール
20 ：2019/11/23(土) 09:27:34.90
>>5
開幕戦のひょっとこと最終節の浦和潰しは有名だろ
9 ：2019/11/23(土) 08:46:35.81
下平は名将なの？
10 ：2019/11/23(土) 08:47:36
横浜F勝ち：大宮NG
横浜F分け：大宮３得点勝利以上で得失は２以上必要
横浜F負け：大宮勝利で無条件
大宮厳しいね
カズを９０分出せば或いは
23 ：2019/11/23(土) 09:36:17.30
>>10
その書き方は横縞も鞠も激怒だからやめれ
12 ：2019/11/23(土) 08:50:14.69
大宮みたいな肝心なときに全く勝てないクラブは駄目
柏戦でシーズン終わったんだよ
13 ：2019/11/23(土) 08:54:35
サンガも上位じゃなかった？
何でここまで落ちてるんだ…
14 ：2019/11/23(土) 09:06:10
京都は結局J2で新スタになるのか
15 ：2019/11/23(土) 09:07:08.58
横浜FCってカズとか中村俊輔使って昇格争いしてんのか凄えな
19 ：2019/11/23(土) 09:27:14.86
大宮サポの皆さん！！！！
https://i.imgur.com/tl7ItOt.jpg
https://i.imgur.com/ZcCEw96.jpg
今季昇格を逃すともう終わりですよ！
引用元：http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1574465901/
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