川辺駿はハリルの目に留まるか 日本代表DFと互角のバトル、今J1で最もノッてる男

広島・川辺駿はハリルの目に留まるか。日本代表DFと互角のバトル、今J1で最も「ノッてる」男

明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズを1-0で下した。古巣復帰以降、川辺駿は出色の働きを見せ続けている。この日も常勝軍団を相手に効果的なプレーを何度も披露し、3連勝達成に大きく貢献した。15日には欧州遠征に臨む日本代表メンバーが発表されるが、川辺は今、J1で最も勢いのある選手の一人ではないだろうか。(取材・文:青木務)

日本代表候補を多数擁する相手にクオリティを発揮

 着ているユニフォームも、出場したポジションも異なる。だが、放つ存在感は“あの時”と変わらなかった。

 2017年12月2日、ジュビロ磐田と鹿島アントラーズが対戦したリーグ最終節のピッチに彼は立っていた。読みの鋭さと激しさを掛け合わせたボール奪取を見せたかと思えば、果敢な攻撃参加からフィニッシュに持ち込んだ。 後半終盤にベンチへ退くまで、彼は縦横無尽に走り続けた。最後はエネルギータンクが枯渇し、交代直前には珍しく足がつっていた。

 この10日後、川辺駿のサンフレッチェ広島への復帰が発表された。鹿島戦は、3年に渡る磐田での期限付き移籍生活のラストゲームであり、最後だからこそ持てる力を全て出し切ろうとしたように映った。だが今考えれば、あのパフォーマンスも彼にとっては普通のことだったのかもしれない。

 2018年3月10日、明治安田生命J1リーグ第3節・鹿島戦。広島のユニフォームに袖を通した川辺は、日本代表候補を多数擁する常勝軍団を相手に高いクオリティを発揮している。

「自分で仕掛けられるかなと思ったので行こうと。間合いもあったし、相手のカバーもいなかったので。それが結果的にゴールに繋がって良かった」

 試合が動いたのは、0-0で迎えた51分のことだった。きっかけを作ったのは、右サイドで勝負に出た川辺だ。キックフェイントを入れると縦に加速し、山本脩斗を抜きにかかる。日本代表サイドバックに粘られていい態勢でクロスを上げることはできなかったが、相手のパスをカットした和田拓也が右足を振り抜きネットを揺らした。

 これが決勝点となり、広島は開幕3連勝を達成した。22歳のMFは喜びを浮かべながら、反省の弁も口にしている。

マッチアップで感じた日本代表CBのパワー

「やっぱり鹿島は気を抜けない相手だなと今回も思った。去年も感じたけど、ずっとハイテンションでやらないといけない。でも、そういう姿勢で試合に臨んだからこそ、前半で自分たちが2点くらい取れるチャンスがあった。そこでポンポンと点が入っていれば、鹿島相手でももっと自分たちのペースでできたかなと思う」

 先制後に広島はPKを与えており、守護神の林卓人がストップしなければ同点に追いつかれていた。試合が振り出しに戻っていれば鹿島にはさらに勢いが生まれただろう。結果として勝ち点3を手にできたが、チームは満足していない。川辺も同じ気持ちだからこそ、前半のうちにスコアを動かせなかったことに悔いが残った。

 パトリックを起点にカウンターを仕掛ける場面を作っており、川辺も攻撃を先導している。特にハーフタイム直前の2つのプレーが印象的だ。

 ひとつめは44分のシーンだ。速攻からパトリックのパスを受け、右サイドでキープする。駆け寄ってきた昌子源の圧力にバランスを崩しながら、右足ヒールで相手の股下にボールを通した。日本代表の主力CBを抜き去ることはできなかったが、閃きを見せた。

「もう一個、行きたかったっすね。ぐっと前に出られれば自分がそのまま突破できたし、相手としては倒すしかなかったと思う。昌子選手が強いんでね。パト(パトリック)でも負けることがあったくらいだから。あの場面はとりあえずキープして、でもめっちゃ強いからどうしようと思って、力を利用して前に出ようって。もうちょっとだった」

 このプレーを振り返る川辺の口ぶりは、やや興奮気味だった。日の丸を背負う国内最高レベルのディフェンダーのパワーに直面し、それでも果敢に打開を試みた。最後は行く手を阻まれてしまったが、充実感がうかがえた。

「シュートを打てば良かった」と反省したシーン

 そして、昌子とのバトルの1分後にも、川辺は見せ場を作ることになる。

 再びパトリックからのパスをもらうと、PA内右に持ち込んで速いクロスを送る。ティーラシンが合わせるも枠に飛ばすことはできなかった。ボールを受けた時、川辺はフリーの状態だった。時間もスペースもあり、そのまま内側に持ち込んで自らゴールを狙っても良かったのではないか。

「あれは本当に、シュートを打てば良かったなと思う。もっと冷静になるべきだったなと。最終的にクロスを入れるにしても、中を見ながらじゃなくて、シュートしようと思いながらああいう選択をしないといけない。ちょっと焦ってましたね」

 それでも、勝利の余韻に浸りながら課題と向き合えている状況は川辺にとって好ましいことだろう。

 攻守の切り替えから、スピードアップしたまま相手バイタルエリアで仕事ができるのは、磐田時代からの彼の強みである。

 広島ではここまで、右サイドハーフで試合開始のホイッスルを聞いている。慣れ親しんだボランチやトップ下とは異なるが、川辺が違いを生み出せる選手であることに変わりはない。

「パトとムイ(ティーラシン)が収めてくれるし、自分が欲しいタイミングでパスもくれるのでやりやすい」

 川辺は、2トップをこのように評する。FWをサポートできる位置を常に取り、ボールを引き出すことでカウンターの威力も増していく。今後も成長を遂げるであろうチームにあって、攻撃のユニットが機能している点は大きい。

ハリルホジッチ監督の目に留まるだろうか

 中央に絞ることもある程度は許されているようだが、それはチーム内の規律の上に成り立つものだ。城福浩監督は「あまり詳しく言えないが」と前置きし、こう語った。

「何でも自由にやっているのではなく、どういう時に幅を取って、どういう時に深さを取りながら中を使っていくのかということ。我々はやはり幅と深さがないと、相手を翻弄するようなことはそんなに簡単にできないので。各々のポジションの役割、右と左の役割を意識しながらサッカーをすると。その中で彼がどういう役割を担っていくかというのは、今後も擦り合わせながらやっていく」

 中央でのプレーも含めて、川辺は指揮官の求めるタスクを遂行している。今後、その精度がさらに上がれば、背番号36の存在感も高まるはずだ。

 次節、広島はホームに磐田を迎える。川辺は鹿島戦の終盤に相手と交錯し、左足を痛めて交代となった。ミックスゾーンには自らの足で歩いて出てきており、「乗られてちょっと捻ったけど大丈夫」と話している。状態に問題がなければ、磐田戦のピッチにも立つだろう。

「いい選手が多いし、セットプレーなど注意しないといけない。(磐田で)やっていた身として、あれだけセットプレーで点が入ればチームとして楽だなと感じていたので、そういうシーンを作らせないようにしないといけない。連勝を続けたまま中断期間に入りたい」

 22歳は現在進行形で成長中だ。開幕から見せているプレーを継続できれば、磐田にとって大きな脅威となる。

 勝利を積み重ねるチームで、川辺はその能力を遺憾なく発揮していると言える。前節・浦和レッズ戦後には日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が『広島の若手』について触れたという。

 ピッチでのパフォーマンスを見れば一目瞭然だが、川辺がJ1で最もノッている選手の一人であることは間違いない。

(取材・文:青木務)

フットボールチャンネル 2018年03月12日(Mon)10時20分配信
https://www.footballchannel.jp/2018/03/12/post260294/

 

11 :2018/03/12(月) 12:33:57.91

パトリックという軸があるからシャドーで活躍できてるだけ
個人で打開できる強さをつけないと代表では無理
自信があるならベルギーにでもいけばいい

 

47 :2018/03/12(月) 13:58:16.91

>>11
いや、浦和と鹿島を相手に個人で打開しまくってたんだがw
海外行くなら出られるとこにしてね。

 

16 :2018/03/12(月) 12:42:34.08

今は攻撃センス磨くため前目で使ってる感じか

 

23 :2018/03/12(月) 12:56:36.60

我々ジュビロが、育てたんス(´;ω;`)

 

26 :2018/03/12(月) 12:57:28.91

>>23
ジュビロユース上がりか生え抜きならその意見も説得力があるんだけどな

 

28 :2018/03/12(月) 13:00:07.07

>>26
めちゃめちゃ才能があったのは確かだが、磐田でも出始めの頃は酷かったぞ
途中出場途中交代とかやってた

それでも粘り強く起用して成長させられたのはやっぱり当時の常勝広島じゃなくて磐田だったからだと思う

 

24 :2018/03/12(月) 12:57:16.88

パフォーマンス的には本来なら去年選ばれてないといけない選手でしょ
年間通して井手口より全然良かったじゃん

 

35 :2018/03/12(月) 13:10:54.54

広島が種を蒔き水をやり、
名波がつぼみまで育て、
俊さんが花を咲かせて、
広島がハリルの探してた右サイドで光を当てた、
Jリーグの中途半端な若手

 

38 :2018/03/12(月) 13:17:59.22

川辺自体はユースの頃から森保がメチャメチャ大事にしていた秘蔵っ子として将来を嘱望されていたけど
青山とかの壁が厚過ぎて一年目は全然試合に出られなかった
磐田にレンタル移籍した年も広島で開幕メンバー入り出来なかった所を
元々目をつけていた名波が森保に直訴して開幕前ギリギリに連れてきたはず
色々あったし文字通り激熱な三年間だったので一応名波が育てたと言っても良いとは思うw

 

44 :2018/03/12(月) 13:27:46.31

>>38
カズとアオの壁が高すぎたんだよなあ

 

46 :2018/03/12(月) 13:57:56.73

川辺がトップに上がった頃はサンフレが連覇した頃でボランチは森崎和幸と青山のJ最強タッグだったから入る隙がなかったよな

 

41 :2018/03/12(月) 13:24:48.50

良い選手だねぇジュビロ時代からしかしらないけど、長谷部の役割に一番近い事が出来る選手じゃない?

 

49 :2018/03/12(月) 14:01:55.72

今の昌子と互角じゃな

 

59 :2018/03/12(月) 14:26:27.47

稲垣と川辺のコンビは凄く期待できる

 

61 :2018/03/12(月) 14:41:17.56

前の選手だが、元々ユースやアンダーカテの代表でボランチをやられてて
当時と比べても相当球際の強さと守備意識の高さが備わってきたから割とどこでもできる

 

62 :2018/03/12(月) 14:56:27.40

ハリルの戦術では無理だよ。
今季の広島は代表のような明確にポジション固定した433ではない。
試合中にポジション変更もやるし、システムも442、433、4231など次々に変化していく。
攻撃のバリエーションが代表とは段違いに多いからこそ、川辺の攻撃も活きてくる。

選手間の距離が遠い代表はサイドの個人技頼みしかない。
川辺を使っても地味なインサイドハーフにしかならん。
サポートなさ過ぎて前になんて出られないよ。

 

63 :2018/03/12(月) 15:05:16.49

JFKが短期間にそんなシステムを作り上げるほど有能だとか本気で思ってるから笑うわ

 

70 :2018/03/12(月) 16:11:30.47

まぁ名波と俊さんが居なかったら今の成長はなかっただろうな

 

76 :2018/03/12(月) 16:38:37.83

タイプ的には誰よ?

 

81 :2018/03/12(月) 16:48:53.32

>>76
大分にいたエジミウソンだな

 

78 :2018/03/12(月) 16:44:39.72

守備はどうなの?
攻撃面だけなら同程度のやつがゴロゴロ居る

 

82 :2018/03/12(月) 16:51:15.61

「トップ下が本職だけど、IHもできなくはない」みたいな選手も要らん
IHとボランチを遜色無くこなせるくらいの守備力が代表には必要
攻撃力云々はそれからの話

 

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1520825058/