日本と韓国の代表選手を「推定市場価格」で比較してみた。ソン・フンミンは確かに図抜けているが…
トップ30の「平均値」で比べると日本が上回った
半世紀以上に渡って、東アジア・サッカーの盟主の座を争ってきた日本と韓国。いまや両国代表チームはワールドカップの常連国となり、クラブレベルでもアジアの覇権を巡って鎬を削っている。
そのライバル関係は、欧州のクラブシーンでも同様だ。古くは奥寺康彦とチャ・ブンクンがブンデスリーガで活躍し、中田英寿やパク・チソンが幅を利かせた時代を経て、現在も日韓両国の数多のフットボーラーがトップレベルで結果を残している。今回は、彼らをお馴染みの「推定市場価格」で比較してみた。
推定市場価格は、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が独自の算出方法で弾き出している“市場価値”だ。実績、実力、年齢に加えて過去に発生した移籍金などが考慮され、日々数値が更新されている。
両国でダントツのトップ値を叩き出しているのは、ほかでもないソン・フンミンだ。トッテナム・ホットスパーで主軸を張るアタッカーは、いまや欧州メガクラブがこぞって引き抜きを画策する超人気銘柄。現在の推定市場価格は驚きの6500万ユーロ(約84億5000万円)で、これは韓国はもちろんアジアでも群を抜く1位であり、世界ランキングでも56位タイに付ける。26歳という年齢を考えれば、今後さらに額面はつり上がっていくだろう。
日本のトップは中島翔哉の1800万ユーロ(約23億4000万円)で、ソンと比べればずいぶん見劣りするが、これでも十分称賛に値する。日本は2位の武藤嘉紀が1000万ユーロ(約13億円)で、その後は順位が下がるにつれて緩やかに数値が下がっていく。9位タイの岡崎慎司、乾貴士、南野拓実でも500万ユーロ(約6億5000万円)の高評価を得ているのだ。
かたや韓国は、ソンに次ぐ2位のクォン・チャンフンがガクンと下がって750万ユーロ(約9億7500万円)。10位タイのイ・チャンミンが180万ユーロ(約2億3400万円)なのだから、日本に比べて急激に数値が落ちているのが分かる。ガンバ大阪のエースFW、ファン・ウィジョは165万ユーロ(約2億1450万円)の14位タイだ。
両国の平均値を段階別に見ていくと、以下のようになった。
<上位10名の平均値>
日本=804万ユーロ
韓国=978万ユーロ
<上位20名の平均値>
日本=581万ユーロ
韓国=601万ユーロ
<上位30名の平均値>
日本=467万ユーロ
韓国=438万ユーロ
韓国はソンの図抜けた数値でアドバンテージを有しながらも、トップ30の時点で比較するとついに日本が数値で上回った。一概には言えないが、推定市場価格で見るかぎり、総合的には日本人選手のほうが高い評価を得ていると言えるだろう。ちなみにともに1位のソンと中島を除き、トップ10で比較すると、日本が705万ユーロなのに対して韓国が426万ユーロと思わぬ大差が付いた。
日韓両国の「推定市場価格トップ10」はこちら
ただ、この先10年のせめぎ合いは見ものだ。
日本には冨安建洋や堂安律ら東京五輪世代が頭角を表しており、韓国も18歳のイ・カンミンやファン・ヒチャン、イ・スンウ(エラス・ヴェローナ=ITA)ら若き俊英たちが欧州の舞台で成長を続けている。そのなかの誰かが、ソンが誇る「6500万ユーロ」のアジアレコードを更新しても決しておかしくはない。
日韓両国選手の「推定市場価格トップ10」は以下の通りだ。
【日本人フットボーラーの推定市場価格トップ10】
1位 中島翔哉(アル・ドゥハイル=QAT) 1800万ユーロ(約23億4000万円)
2位 武藤嘉紀(ニューカッスル=ENG) 1000万ユーロ(約13億円)
3位 冨安健洋(シント=トロイデン=BEL) 900万ユーロ(約11億7000万円)
4位 香川真司(ベジクタシュ=TUR) 800万ユーロ(約10億4000万円)
4位 酒井宏樹(マルセイユ=FRA) 800万ユーロ
6位 堂安 律(フローニンヘン=HOL) 750万ユーロ(約9億7500万円)
7位 吉田麻也(サウサンプトン=ENG) 700万ユーロ(約9億1000万円)
8位 大迫勇也(ブレーメン=GER) 600万ユーロ(約7億8000万円)
9位 岡崎慎司(レスター=ENG) 500万ユーロ(約6億5000万円)
9位 乾 貴士(アラベス=SPA) 500万ユーロ
9位 南野拓実(ザルツブルク=AUT) 500万ユーロ
【韓国人フットボーラーの推定市場価格トップ10】
1位 ソン・フンミン(トッテナム=ENG) 6500万ユーロ(約84億5000万円)
2位 クォン・チャンフン(ディジョン=FRA) 750万ユーロ(約9億7500万円)
2位 イ・カンイン(バレンシア=SPA) 750万ユーロ
4位 キ・ソンヨン(ニューカッスル=ENG) 600万ユーロ(約7億8000万円)
5位 ファン・ヒチャン(ハンブルク=GER) 500万ユーロ(約6億5000万円)
6位 ナム・テヒ(アル・ドゥハイル=QAT) 400万ユーロ(約5億2000万円)
7位 ク・ジャチョル(アウクスブルク=GER) 350万ユーロ(約4億5500万円)
7位 ソク・ヒョンジュン(ランス=FRA) 350万ユーロ
9位 イ・ジェソン(ホルステン・キール=GER) 200万ユーロ(約2億6000万円)
10位 イ・チャンミン(済州ユナイテッド) 180万ユーロ(約2億3400万円)
10位 キム・シンウク(全北現代) 180万ユーロ
※2019年4月9日時点。1ユーロ=約130円で換算。
サッカーダイジェストWeb 2019年04月10日
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=56970
左からファン・ウィジョ、中島翔哉、ソン・フンミン、堂安律。日韓両代表を象徴する勇士たちの“評価額”は? (C)Getty Images
https://www.soccerdigestweb.com/photo/id=56970&page=1&no=01
4 :2019/04/10(水) 07:23:33.87
ソンはアジア人ってハンデがなかったら1億ユーロ余裕で超えてるね
9 :2019/04/10(水) 07:25:47.85
イ・ガンイン(バレンシア=SPA) 750万ユーロ
久保君はランキングに入りもせずか…
随分と差がついてしまったね
26 :2019/04/10(水) 07:49:05.23
>>9
イスンウを忘れるな
41 :2019/04/10(水) 08:22:17.50
>>26
久保がレギュラー張ってる瓦斯のベンチの韓国人より韓国代表で序列低いのがイスンウ
10 :2019/04/10(水) 07:25:49.39
武藤こんな高いんだな
12 :2019/04/10(水) 07:27:19.69
一点豪華主義という言葉にぴったりだな
16 :2019/04/10(水) 07:31:31.38
>>1
> 日本は2位の武藤嘉紀が1000万ユーロ(約13億円)
これはないわ
13億で武藤をほしいクラブなんて世界中探してもあるはずがない
値段をつけるのは勝手だがもう少し実情を反映しないと無理やりすぎて興味をなくす
32 :2019/04/10(水) 08:00:50.92
プレミア所属だから武藤高めに設定されてんな
35 :2019/04/10(水) 08:05:39.74
ロシアW杯でGL突破してA杯で決勝まで行った日本とロシアW杯でGL敗退してA杯でベスト8止まりだった韓国との違い
それらが表れてる
42 :2019/04/10(水) 08:22:20.16
直接対決ではボロ負けの日本
47 :2019/04/10(水) 08:36:02.82
>>42
そこまで差はないけどね
78試合
14勝41敗
ほんの9年前にも勝っているし!
50 :2019/04/10(水) 08:40:23.02
市場価格の倍の値段で移籍した中島
57 :2019/04/10(水) 09:13:00.42
記事に年齢入れないのはな
60 :2019/04/10(水) 09:38:12.41
中島は市場価格の倍で買われていったけど、実際ソンフンミンを80億も出して
買うクラブは世界中どこ探してもいないだろう
せいぜい30億ぐらいじゃね
65 :2019/04/10(水) 10:44:15.73
ちなみに4番目のキ・ソンヨンも試合に出たり出なかったり
キャプテンだったが代表も引退
日本で言えば長谷部みたいなものだな
長谷部は今シーズンブンデスリーガのベストイレブンにはいりそうだが
66 :2019/04/10(水) 10:44:33.91
5位の選手もブンデスリーガ2部の選手
しかもオーストリアからのレンタル
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1554848560/
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