
厳しい上下関係、綿密な予定づくり…東京Vロティーナ監督が語る日本とスペインの文化の違い
東京ヴェルディを率いるスペイン人指揮官ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が、スペインメディアとのインタビューで日本のフットボールや文化などについて語っている。
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オサスナ、エスパニョール、レアル・ソシエダ、デポルティボ、ビジャレアルなどスペインの数々の名門チームを率い、2017年から東京ヴェルディで指揮を執るロティーナ監督。スペイン『リベルター・ディヒタル』とのインタビューに応じた同監督は、日本で驚いたこととして、その治安の良さを挙げている。
「日本での日々はどうか? 様々な観点から、とても素晴らしく過ごせている。まず、ここの治安は信じられない。どこにいても安全で、携帯電話やポータブルなものをどこかに置いていっても、絶対にそこに置かれたままなんだ。それと人々が持つ敬意も素晴らしい。いつも笑顔で接してくれるんだよ。良い気分でいられるし、本当に好ましく感じている」
また日本のフットボールと、自身がそれに寄与できることについても語った。
「日本はブラジルと関係が深い。あそこから多くの選手、監督がやって来たからね。ただ日本人はとても伝統を大事にする人々で、変化に対して抵抗がある。少しずつ説得していかないとね」私たちは(変化させようと)試みてはいる。大きな変化をもたらすのではなく、新しいことを見せることでね。ここのフットボールの良い部分や、彼らの見方を失わせることはしない。実際の行いでもって説得していけたらと思う」
仕事的には、現在が最も充実しているようだ。
「監督として、今ほど楽しめていることはただの一度もなかった。スペインで指導すれば名声を高められることは間違いない。だが家族の苦しみを伴うなど、難しいことだって多々ある。スペインで指導できるというのは素晴らしいが、しかしその代償だって支払わなければならない」
日本以外のアジアの国で指揮を執る可能性があるかとの質問には、こう返している。
「中国にも友人たちはいる。あそこでは日本よりも大金を手にすることができる。ただ私にとっては日本の方がいい。リーグのオーガーニゼーションやファンの存在によってね」
「一つ例を示そうか。ここのリーグは春秋制を採用している。初年度、私は1月12日にここに到着したのだが、同月の25日にはリーグ戦の予定が日付もキックオフ時間もすべて決定していた。マネージャーは私に『監督、次の2カ月間の練習の予定をください』と言ってきたが、『何の冗談なんだ』と思ってしまったよ(笑)」
その一方で、日本のその整然としたスケジューリングは、柔軟な決定には不向きとの見解も示す。
「スペインでは各週毎に練習の予定を立て、感触によって練習をしたり取り止めたりする。しかし、ここでそれを理解してもらうのは難しい。少し真っ青になったし、どう解決すればいいのか考えたよ。ここではすべてが決まっていなくてはならない。だから練習を予定するよりも、それを取り消す方が簡単だ。ここでは午前と午後に練習があるからね」
また「スペインでは午前の練習を取り止めれば、ロッカールームはお祭り騒ぎです。日本ではどうなりますか?」と問われると、次のように返答している。
「彼らを不愉快にしてしまうね。なぜ変えたのかと質問してくるよ。彼らは仕事にすべてのベースを置いている。私は練習の1時間半前か2時間前に(練習場に)到着するのだが、すでに7~8選手がロッカールームにいるんだ。練習が終わって2時間後にロッカールームに入っても、チームの半分以上が残っている。マッサージなどをしていてね」
「彼らにとって練習は10時から11時半までのものじゃなく、8時から始まっているんだ。彼らに初めて2日間の休みを与えたとき、日本人のアシスタントたちは私のことを見て、『なぜです?』と質問してきたんだ。もちろん、ときには休まなくてはならないさ。休むことだって重要なのだが、彼らにとっては理解し難い事なんだよ」
ロティーナ監督はさらに、日本の上下関係の厳しさにも言及。「それは凄まじいよ。いつもベテランたちが言うことを行うんだ」と語り、こう続けた。
「日本の社会ではベテランたちに対する多くの援助がある。しかし選手起用の上では問題ない。例えば、私は19、20、21歳のレギュラーを擁している。彼らは次の五輪でプレーする選手たちだ。ただ、このリーグでは三浦知良という50歳の選手が存在していたりもするんだ。もちろん、ほとんどプレーしてはいないが、しかし彼は本当に敬意を集めている。ほかにも37とか38歳の選手もいるね。伝説となった選手たちは、スペインよりも尊敬されているんだよ」
「先述した五輪代表の若手たちは、練習の1時間半前にやってきてボールに空気を入れている。もしベテランがスパイクを磨けと言うならば、そうするんだろうね。加えて練習が終われば、ボールが痛まないように空気を抜いているんだ。若手はベテランに対して、本当に敬意を払っている。また驚くべきは、若手があまり話さないことだ。そうしたベテランへの敬意によって、若手はロッカールームでほとんど口を開かない。代表選手であろうが、チーム内での出場時間が(ベテランよりも)多かろうがね」
Goal 2018/11/19 23:12
https://www.goal.com/jp/ニュース/厳しい上下関係綿密な予定づくり東京vロティーナ監督が語る日本とスペインの文化の違い/1qsz9vo9sbd3c1sw68po4e6xvr
東京ヴェルディのロティーナ監督(C)J.LEAGUE
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000049-goal-socc.view-000
7 :2018/11/20(火) 09:03:22.08
セレッソ行ったらもっとビックリするぞ
9 :2018/11/20(火) 09:08:23.81
サッカーでもまだ上下関係強いんだな
若手がベテランに気を使って成長が阻害されるんじゃね
13 :2018/11/20(火) 09:12:19.36
セレッソなんかに行かなくていいぞ
失望するだけだぞ
17 :2018/11/20(火) 09:14:19.70
東京から大阪への生活環境にも驚きそう
18 :2018/11/20(火) 09:14:23.46
そんなにもベテラン偉そうなのか
すっごい昔にレオン監督が「日本のセンパイってシステムはどうにからなんかねえ」みたいな
こと言ってたんだが
24 :2018/11/20(火) 09:21:14.47
>>9
ステレオタイプで言ってるだけだろ
若いやつが雑用やるのは日本では当たり前のことだろ?別にベテランが命令してるわけじゃない
ロッカーで大人しいのも別にベテランに気を使ってるわけじゃないだろ
28 :2018/11/20(火) 09:23:03.37
若者のトーク離れか
30 :2018/11/20(火) 09:24:52.24
若い選手が先輩選手にそれなりに敬意を払うのはいいことだと思うけど、
ロッカールームで無口になっちゃうのは問題じゃないかなあ?
33 :2018/11/20(火) 09:31:41.29
部活出かユース出かでも大分違いそうだけどな
後者は先輩後輩でもタメ口、君付けがデフォだし
38 :2018/11/20(火) 09:40:11.93
>>33
ヴェルディはユース出が多いけれど最初の契約が切れる前に売ってしまうからな…
45 :2018/11/20(火) 10:38:07.78
> 加えて練習が終われば、ボールが痛まないように空気を抜いているんだ。
これ初めて聞いたが普通なの?
49 :2018/11/20(火) 11:04:55.89
>>45
空気入れっぱなしだと
伸びて膨張する
新品と空気入れっぱなしの中古では
大きさが全然違う
47 :2018/11/20(火) 10:56:28.20
ベルディはホペイロいなかったっけ?
51 :2018/11/20(火) 11:08:06.39
いつJ1に上がるんだい?
62 :2018/11/20(火) 11:15:04.00
>>51
POを勝ち抜ければ、今年中に昇格決められる
60 :2018/11/20(火) 11:14:48.94
スペインどんだけ緩いんだよ
64 :2018/11/20(火) 11:17:10.99
やっぱり生産性のない50歳の選手が現役なのはおかしいんだな・・・
66 :2018/11/20(火) 11:18:18.06
>>64
生産性無しに見えるのか…あれで
75 :2018/11/20(火) 11:38:14.12
クラブ内でボスの言う事は絶対はドイツの方が強いそうだけどな
ウサミミがバイエルン時代にそう言ってたぞ。その時のボスは勿論ラームだ
77 :2018/11/20(火) 11:39:21.84
ヴェルディって、まだブラジルが染み付いているのか。
102 :2018/11/20(火) 16:18:04.28
母国にいる方が海外にいるより家族の苦しみを伴うっていったいどんな状況なんだよ
第一次岡ちゃん政権の時には電話帳に電話番号載せてたせいで脅迫電話かかってきたって話は聞くけど
ガチのフットボールネイションでは電凸と家庭訪問がデフォだったりするんだろうか
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1542671616/
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