酒井宏樹に聞く“欧州と日本の違いは?”


9年ぶりのJ復帰・酒井宏樹31歳に聞く“欧州と日本の違いは?”「全く違うスポーツ」「その質問も禁止にして欲しいくらいです」

 欧州から帰国しJリーグでプレーする選手が増えるにつれ、彼らの経験が言葉となり発信されるようになった。特に目立つのは、酒井高徳、長友佑都、すでに引退した内田篤人の発言だろうか。彼ら3人は偶然にもそろってサイドバックというポジションで、それぞれにドイツ、イタリア、フランス、そして日本代表で結果を出してきた選手たち。彼らが発信、発言する日本と欧州の違いは現実的で面白い。

 彼らと同じサイドバックである酒井宏樹も日本に復帰し約半年。欧州と日本の違いを今どう感じているのか、言葉にしてもらいたいと思った。が、少々難航したと正直に明かしておきたいと思う。酒井は言葉を選びながら語ってくれた(全2回の2回目/#1から続く)。

◆◆◆

「何か見せなきゃいけないとかは全く思ってないですね」

 あらためて言うまでもないが、酒井は現日本代表で、東京五輪のオーバーエイジにも選ばれた。現状日本のナンバーワン右サイドバックだ。マルセイユから、浦和レッズに加入するということにプレッシャーはあったのか。あるならどんなプレッシャーなのか。

「プレッシャーはありますけど、何か見せなきゃいけないとかは全く思ってないですね。本当にサッカーが違うし、僕は日本でプレーしたいと思って帰ってきましたし、こっちで学ぶことがあると思っている。だから逆にあっち(欧州)のものを持ってこられても、っていう感じだと思いました」

 酒井の場合、居場所すなわち出場機会を探しての帰国ではなく望んでの浦和入りだから、肩に力が入るというわけではないのかもしれない。

「ただ、海外移籍をしたくてもできない人がいる中で、日本もヨーロッパも両方経験できているというのはありますよね。それでも、ヨーロッパから帰ってきたからそっちが正しいとは思いませんし、結局は結果を出している選手が一番成功だと思います」

 正しい正しくない、もしくは優劣ではなく、違いをどこに感じているのかを知りたいのだ。

「違いなんてもう、いっぱいありますよ。違う国なんですから。どっちがすごいすごくないという話をする時点で違うんじゃないかなと思いますけどね」

 はい、その違いを知りたいのです、と食い下がる。

「僕が思うのは、日本のサッカーは洗練されたスポーツだなと思います。クリーンですし、向こうは戦いであり文化なのでそこの違いはあるのかな」

 酒井はその違いを掘り下げてくれた。

欧州のサッカーは「生活であり仕事。単にスポーツじゃない」

「向こうでプレーしている人たちが感じている、“ここは絶対に勝たなくてはいけない”という感覚は(日本と)違いがあるかなと感じます。フランスや、ヨーロッパのトップレベルでやっている人たちの、その“絶対負けてはいけない”という意識と日本で感じるそれのレベルの差はあるなと。1試合にかける気持ちの幅が違う。本当に人生かけているっていうのは感じます。

 その1試合でポジションを奪われることもあるし、そうすると生活が苦しくなったりもする。家族のことや来季の契約はどうなってしまうんだろうなんて思いながらプレーしている。僕はそうやってプレーしてきたから、そこは(日本は)どうかな? と疑問になる時もたまにありますね」

 そして根本的な違いに言及した。

「やっぱりヨーロッパにいると、サッカーは生活であり仕事なんです。単にスポーツじゃないんですよね。結果がでなければ家族も親戚も養えなくなりますし、自分が良くなければ近くの国から若くていいライバルがすぐ来る。だから試合にかける思いは強かったなって思います。日本が低いというわけではないけれど、国民性や文化の違いはあるのでは」

 確かに、ミスをすれば一族郎党が路頭に迷ってしまうが故の熱さや必死さをJリーグから感じることは難しい。

「定位置を確保できたのは確かにすごいことだったかも」

 また、フランスの外国人枠で戦ってきた酒井だからこそ、日本の外国人枠の少なさを指摘する。

 J1では各クラブ5枠(Jリーグ提携国はカウントせず、またACLは3+1ルール)、フランスは3枠。一見日本のほうが多く見えるが、フランスではEU加盟国や、コトヌー協定に加盟しているアフリカの多くの国の選手は外国人枠を使わずに在籍できる。つまり、南米勢のエリートなどより優秀なライバルが次から次へと来る環境となり、否が応でも必死にならざるを得ないのだ。

 酒井はそんな中で、助っ人として戦って来た。振り返って頑張ったなという感覚もあるのではないだろうか? 

「頑張ったなと言うか、うーん、スペインの選手だって南米の選手だって別にフランスで誰もがプレーできるわけじゃないのに日本から……ってドイツからですけど、来て定位置を確保したっていうのは確かにすごいことだったかもしれないですね。でも、集中しているのであっという間でした。今年のこの一年もあっという間でしたし、これからもそうやって過ぎていくんだろうと思います」

「日本とヨーロッパの違いは?」は禁止にしてほしいぐらい

 違いについて言及することを渋りながらも結果的に、全てのスタート地点であり最も大切な”勝負への熱”に関して話してくれた。インタビュー終盤、あらためて酒井は言った。

「日本とヨーロッパの違いは? っていう質問も禁止にして欲しいくらいです。だって、細かいこと言うと、芝も違うし、試合をする時間帯も違うし、スタジアムの雰囲気も気候も全部違います。芝が違えばスパイクも違うんです。そうすると、全く違うスポーツですよ。話すのがうまい(酒井)高徳とかうまく噛み砕いて話せるんでしょうけどね。僕はこんな短い時間で(は無理です)笑」

 そんなそんな。いずれ時期が来たら、あらためてゆっくりお話をお聞きしたいものです。

(「JリーグPRESS」了戒美子 = 文)

Number Web 12/18(土) 17:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a0077ba57d520d863b481c40c5d301eb4fa078

今年夏にフランスから帰国した酒井宏樹。9年ぶりに戻ったJリーグをどう見ているのか? photograph by AFLO
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a0077ba57d520d863b481c40c5d301eb4fa078/images/000




2 :2021/12/21(火) 06:42:44.77

PSGとのダービーは確かに戦争みたいだったな



5 :2021/12/21(火) 06:45:15.86

Jリーグだって生活かけてみんな必死になってやってると思うけど



8 :2021/12/21(火) 06:46:01.94

欧州帰りの選手はJ仕様に筋肉落とすらしいねw



9 :2021/12/21(火) 06:46:58.20

まだ31歳か。



12 :2021/12/21(火) 06:51:29.44

分かりやすく話せる人なんだな



22 :2021/12/21(火) 07:12:37.75

ゴリ「日本とヨーロッパの違いは? っていう質問も禁止にして欲しいくらいです。
だって、細かいこと言うと、芝も違うし、試合をする時間帯も違うし、スタジアムの雰囲気も気候も全部違います。芝が違えばスパイクも違うんです。そうすると、全く違うスポーツですよ。話すのがうまい(酒井)高徳とかうまく噛み砕いて話せるんでしょうけどね。僕はこんな短い時間で(は無理です)笑」



40 :2021/12/21(火) 07:35:31.82

フランスのサッカーは格闘技だもんなww



51 :2021/12/21(火) 07:47:32.15

こればかりは選手が体感するしかないな違いを



52 :2021/12/21(火) 07:49:14.37

CL見てるやつはゴリの言ってることわかると思うよ
知らんけど



60 :2021/12/21(火) 08:11:04.58

ワールドカップ惨敗しても夢をありがとうの国だもんな



62 :2021/12/21(火) 08:12:32.90

結局ゴートクや内田らと同じこと言ってるじゃん
彼らが発言して批判されてるときに自分はそうは思いませんと言ってたのは何だったんだw



67 :2021/12/21(火) 08:17:38.90

日本も欧州並みにキチったサポーターにならないといけないのかw



80 :2021/12/21(火) 09:06:08.18

フィジカルに長けてる民族だったら日本のサッカーも激しくできたさ



94 :2021/12/21(火) 09:19:28.91

人生や家族の生活がかかってるってのは、Jでも同じだと思うんだけどな。
むしろ、Jから海外に行ってやってる選手のほうがそういう意識は希薄な気がする。ダメでもまたJに戻れるもんね。
でも、実際に欧州でやってきた酒井が言うんならそうなんだろう。



98 :2021/12/21(火) 09:21:36.30

南米もだけど1人の成功におんぶに抱っこの人少なからずいるよな



107 :2021/12/21(火) 09:45:19.00

エトーなんて養う数が一族だもんな単位が違う



引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1640036145/
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