
とんでもない能力を秘める日本文理の196cm大型FW! 準決勝敗退も全国4強の強豪相手に圧倒的な存在感
日本文理のエースストライカー、相澤デイビッド。敗戦後に涙はなかったワケは?
196cmの長身が軽やかに宙に舞うと、飛び込んできた182cmのGKの手の上を行く高い打点のヘッドを放ってゴールに沈めた。
新潟県予選準決勝・帝京長岡vs日本文理の一戦で、日本文理のエースストライカーである相澤デイビッドは圧巻のゴールを叩き込んだが、2年連続選手権ベスト4の帝京長岡の前に2-4で涙を飲んだ。
「相手に押し込まれて苦しい時にもっと前から声をかけたり、ビハインドになった時にもっとボールに関わりたかった。もっと攻撃に貢献したかった」
相澤のゴールが生まれたのは前半11分のこと。開始4分にはMF河合匠の直接FKで先制をし、一時は2点のリードを奪った。しかし、同37分に1点を返されると、後半立ち上がりの9分に同点弾を浴び、さらに後半18分には直接FKを叩き込まれて試合をひっくり返された。同39分に4点目を決められ、万事休す。
相澤は空中戦でほぼ負けなしで、圧倒的な存在感を放った。チームも相澤をターゲットに鋭いカウンターを見せて、後半に二度の決定機も作り出したが、1本は帝京長岡のキャプテンMF三宅凌太郎のスーパークリアに遭い、もう1本は右ポストを叩いた。王者をギリギリまで追い詰めたが、勝利はその手からするりとこぼれ落ちた。
試合後、相澤の目に涙はなかった。その理由をこう語った。
「スタンドで応援してくれた仲間たちは全員試合に出たかったはず。僕らは彼らの思いも背負ってピッチに立っているからこそ、負けたのは僕らの責任ですし、僕が泣いたところで出られない選手たちの気持ちが晴れるわけじゃない。だから泣きません」
仲間想いの人間性と責任感の強さが現われていた。
東京のFC福生U-15から新潟の日本文理にやってきて3年間、県リーグ降格を味わったり、全国に一度も出られないという現実を味わったが、それでも「ここに来て間違いではなかった」と振り返る。
そう言い切れるのには理由がある。日本文理でフィジカルがより強くなり、競り合いやポストプレーは磨かれた。それだけではなく、尊敬する兄と同じユニホームを着てプレーできたことが何よりの誇りだと言う。実はデイビッドは6人兄弟の3番目で、2番目の兄はジェフ千葉でプレーする193cmの大型GK相澤ピーターコアミだ。
兄はデイビッドと同じFWとして日本文理に入ったが、高1の冬にGKにコンバートされると才能が一気に開花。高2の2017年度にインターハイと選手権にダブル初出場を果たすと、高卒プロとして羽ばたいて行った翌年に、彼は兄を追いかけて日本文理の門を叩いた。
「まだまだ僕には足りないものが多すぎる」卒業後の進路は…
「僕の中で兄はサッカー選手の見本というか、苦しい状況でも前を向ける人間。尊敬していますし、自分が苦しいと思った時に真っ先に相談をするし、親身になって聞いてくれる。本当に尊敬しています」
仲間との連係が合わなかったり、ゴールを決められなかったりした時は、決まって兄に連絡をしてアドバイスをもらっていた。だが、兄自身もプロ入りをしてから一度も出場機会を得られておらず、怪我にも苦しんでいた。それでも弟に対して真剣に、かつ思いを汲んで対応してくれる兄が心の底からかっこいいと思えた。
「兄はプロの世界で本当に苦しい思いをしているのに、常に前向きで努力をしている。兄の姿を見て、プロは厳しい世界だと思いますが、凄くやりがいのある世界だと思うので、僕もなりたいです」
卒業後は関東大学リーグ1部の強豪大学への進学が予定されている。高卒プロも考えたが、「まだまだ僕には足りないものが多すぎる。特に守備面ではまだ足りないと思っているので、大学4年間でしっかりと自分に向き合ってレベルアップしたい」と、4年後にプロを目指す覚悟を固めた。
「1年から試合に絡みたい。大学から代表に入る選手もいるので、そうなりたいですし、兄と同じステージに立ちたいと思います」
ポテンシャルは十分にある。サイズやフィジカルに頼らず、磨き上げた一瞬のスピードとバネがあり、身体操作もうまい。これから先、FWとして動きの引き出しを増やしていけば、とんでもなく化ける能力を秘めているはずだ。4年後と言わず、2年後、3年後には今以上に注目を浴び、その名を知られる存在になるだろう。兄とプロの舞台でプレーする夢もそう遠くないかもしれない。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
SOCCER DIGEST Web 11/4(木) 20:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/213c9d6e6ff552048ba23c665fd251a347e93234
196cmの長身を活かし、チームの2点目をゲット。2年連続全国ベスト4の帝京長岡を脅かした。写真:安藤隆人
https://news.yahoo.co.jp/articles/213c9d6e6ff552048ba23c665fd251a347e93234/images/000
卒業後は関東大学リーグ1部の強豪大学へ進学する相澤デイビッド。さらなるスケールアップを目指す。写真:安藤隆人
https://news.yahoo.co.jp/articles/213c9d6e6ff552048ba23c665fd251a347e93234/images/001
3 :2021/11/04(木) 20:35:18.65
でかいFWは大成しない
4 :2021/11/04(木) 20:36:07.03
リーグアンの選手みたいやな(´・ω・`)
15 :2021/11/04(木) 20:39:06.65
高校時代にフィジカルで楽に勝てちゃってた人ってプロ以降伸び悩むイメージしかない
18 :2021/11/04(木) 20:40:02.94
二代目船越としてアルビへ
23 :2021/11/04(木) 20:43:14.64
これぐらいのサイズだとまず大成しないだろうな
24 :2021/11/04(木) 20:43:41.10
韓国代表のあのデカいFWも見かけ倒しだったしアジアででかいFWは育たんよ
本気で育てないならすぐに欧州でやらせないと
26 :2021/11/04(木) 20:43:49.59
船越、平山、ハーフナー兄弟・・・。
32 :2021/11/04(木) 20:45:37.29
和製クラウチかと思ったら全然違った。
33 :2021/11/04(木) 20:45:53.55
育成が難しいのは確かだけど
うまく壁を超えて開花すればサイズはプラスでしかない。
34 :2021/11/04(木) 20:45:56.09
身長190cm以上の日本人FWで活躍した選手ってどれくらいいるの?
62 :2021/11/04(木) 21:03:14.96
>>34
代表では全く活躍できなかったハーフナーが日本歴代190オーバーでは一番実績残してるな
指宿は期待したんだが
46 :2021/11/04(木) 20:51:18.73
すごいケツだな
和製ルカクになれ
47 :2021/11/04(木) 20:51:53.49
この手のハーフはみんなジェフユナイテッド千葉で夢を叶えようとする傾向がある
58 :2021/11/04(木) 20:59:06.96
長岡勝ったか、今や静学の次に人気高校だからな
75 :2021/11/04(木) 21:16:59.46
和製オヌアチュはまだですか
84 :2021/11/04(木) 21:25:37.76
福岡の希望が丘高校のFWも190以上ある
先週東福岡にスーパーゴールで先制点決めたけど惜しくもPK負け
85 :2021/11/04(木) 21:25:47.23
196センチってイブラヒモビッチやハーランドがこれくらいか
欧州でもトップクラスがそんなにポンポン出てくるサイズじゃないよな
105 :2021/11/04(木) 21:46:55.28
スイスのニッキ(198cm)がスイス1-2部で成長して敏捷になってたから
効果的な指導法はあるんだと思う。
108 :2021/11/04(木) 21:52:15.43
>>1
205cm畑中「・・・」
109 :2021/11/04(木) 21:52:47.23
あと、本人の資質、指導とかあるけどさ
やっぱ最終的にはその選手を生かす戦術を取るチームにいられるかどうかじゃないかな
114 :2021/11/04(木) 21:55:02.81
平山か指宿かハーフナーぐらいになれば大成功
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1636025611/
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コメント
コメント一覧 (4)
日本は長身とか俊足とか際立った特長活かした選手の育成下手よな
soccer_time
が
しました
なるほど。早く欧州行かないと。
soccer_time
が
しました
オヌアチュは足元も上手いからな。シュートが上手い。
soccer_time
が
しました
それディスってるだろw
soccer_time
が
しました