久保建英は怖くない…ラモス瑠偉が指摘した“弱点” ヘタフェで求められる大胆な意識改革
【月刊ラモス】
サッカー日本代表のMF久保建英(19)がビリャレアルからヘタフェへと移籍し、チーム練習に合流しないまま、ぶっつけ本番でリーグ戦に途中出場し、2ゴールに絡んだ。さらに次の試合で初先発し、途中交代したもののヘタフェの2連勝に貢献した。月刊ラモスのラモス瑠偉編集長(63)はこの移籍をどう見ているのか。また、久保建が今後、成功するためには何が必要になってくると感じているのか。ラモス編集長は「クボは今、大きな岐路に立っている」と指摘した。
久保建がビリャレアルからヘタフェへと移籍した。今回の月刊ラモスでは、この移籍についていろいろと考えてみたい。
プロは試合に出てナンボである。それは間違いない。ビリャレアルのエメリ監督が久保建を積極的に起用しないものだから、レンタル元のレアル・マドリードが久保建を戦力として育てるためにレンタル先として違うチームを選んだ。彼も試合に出ることを選択した。
エメリ監督はなぜ久保建をリーグ戦で起用しなかったかを考えてほしい。ビリャレアルは現在リーグ5位。欧州チャンピオンズリーグの出場権獲得を狙っている。成績を残せなければ、彼は解任される。これは上位を争う監督の宿命だ。だから、勝つために必要な選手しか使わない。
厳しい言い方だが、久保建はエメリ監督と、サポーターの心をつかむことができなかった。求められるのは結果だ。アタッカーとして起用される久保建にとって、求められているのはゴールだ。またはゴールに直結するプレーだ。
ビリャレアルでは昨年10月22日の欧州リーグ・1次リーグのシワススポル戦で移籍後初の先発出場を果たし、移籍後初ゴールを決めただけでなく、2つのアシストも決めて勝利に貢献した。だた、この後はゴールもアシストもない。アタッカーに関しては数字を残さないと評価されない。チーム関係者の見方も厳しいし、マスコミ、そしてサポーターの風当たりも厳しい。なぜなら、久保建は助っ人として移籍してきた外国人選手だからだ。
できることなら、ビリャレアルで結果を残して、ポジションを奪い取ってほしかった。この厳しい世界で登り詰めていくには、自分でつかみ取っていくしかない。高いレベルでもまれることで、得るものも大きいからだ。
久保建は今、サッカー人生において大きな岐路に立っていると思う。このまま、うまい選手で終わってしまうのか、それとも相手にとって怖い選手になれるかどうか。もちろん、力はあるし、いいものを持っている。だが、それだけでは怖い選手にはなれない。
久保建のプレーを見て思うのが、ドリブルがドリブルで終わってしまうことだ。ドリブルの後、最後に決めきれるかどうかを問われている。メッシはドリブル突破からゴールを決めるから、恐れられている。マラドーナは相手5人を抜いて、最後にゴールを決めたから、伝説の5人抜きが語り継がれている。5人抜いても、ゴールが決まらなかったら、記録にも記憶にも残らない。
現状のプレースタイルに満足していたら進歩はない。久保建は相手を抜ききってゴールを決める、または抜ききってアシストするところまで突き詰めていかないと、生き残っていけない。ドリブルの次に何があるのか。今と同じプレーを続けていても、相手も研究してくる。ましてや上位チームとの対戦になれば、きっちりとつぶしに来るだろう。
ゴールに向かっていくプレー、ゴールの近くでプレーする機会をもっと増やしていかなければ、ゴールは奪えない。そのためにはスプリントの距離を伸ばさなければならないし、本数も増やしていく必要もある。ポジショニング、ボールを受ける前の動き方も工夫しなければならない。
ゴールに対するハングリーさが必要だ。考え方を変え、絶えずゴールを意識する。シュートゾーンに入ったら、エゴイストになってもかまわない。シュートを打たなければ、ゴールが生まれることもない。なにより、シュートを打たない選手、打てない選手は、相手に恐怖を与えない。
監督は、勝つために必要な選手、勝利に貢献できる選手を起用する。勝利のために献身的に戦う選手を使う。DFは対人プレーが強ければ、あとは経験とポジショニングで勝利に貢献できる。しかし、アタッカーはゴールを求められる。勝ち点1なら守り倒して得ることもできるが、勝ち点3を手にするためには最低でも1ゴール必要だ。それがサッカーというゲームの本質だ。
ただうまいだけでは、レギュラーは取れない。花火のような一瞬の輝きだけでは、新たなステージには進めない。コンスタントにゴールを決め、ゴールに絡む。そのためには、大胆な意識改革が必要になる。ゴールを目指せ。久保建にはヘタフェで大きな一歩を踏み出してほしい。(元日本代表)
◆ヘタフェCF 本拠地はスペイン・マドリード州のヘタフェ。1983年創設。ホームスタジアムはコリセウム・アルフォンソ・ペレス(1万7393人収容)。2004~05年シーズンに初めて1部リーグ昇格。15~16年シーズンに2部降格も1シーズンで復帰。最高成績は18~19年シーズンの5位。昨季は8位。監督はホセ・ボルダラス。17~19年シーズンはMF柴崎岳(現レガネス)が所属。
◆ヘタフェ移籍後 ビリャレアルからヘタフェへ移籍した久保建は今年1月11日に行われた1部リーグ第18節のエルチェ戦で新天地デビュー。大雪によるトレーニング中止の影響でチーム合流後即試合となった。
後半20分から途中出場した久保建は同24分、右サイドからペナルティーエリアへ侵入しシュート。GKが弾いたボールを同僚のFWマタが押し込んだ。さらに同39分、久保建が右サイドからクロスを入れ、DFと競ったアンヘル・ロドリゲスが倒されてPKを獲得。これをアンヘルが自ら決めてヘタフェが逆転の3―1で4試合ぶりの勝利を飾った。
20日にはFW岡崎が所属するウエスカと対戦し、久保建は先発出場。途中交代したが、1―0の勝利に貢献。25日のビルバオ戦も先発出場し、先制点の起点となったが、試合は1―5で大敗した。
中日スポーツ 2/1(月) 15:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/41c075c50a9bd1668bb764167892d96ce77a6647
15 :2021/02/03(水) 13:34:22.01
>久保建のプレーを見て思うのが、ドリブルがドリブルで終わってしまうことだ。
>ドリブルの後、最後に決めきれるかどうかを問われている。
これよう言ってくれたわ
まんま久保の課題そのものやな
17 :2021/02/03(水) 13:34:46.10
ほんまな
ていうか久保ってシュート弱いよな
あれじゃなかなか入らんわ
25 :2021/02/03(水) 13:37:10.68
あんな上手いククレジャですら下位送りにされるんやぞ
久保がビジャレアルなんか無理も無理やろ
30 :2021/02/03(水) 13:38:52.36
自前のユース育ちの18歳くんの方が有能やったからで
34 :2021/02/03(水) 13:40:17.06
うまいけど効果的ではないプレーが多い印象
37 :2021/02/03(水) 13:41:00.27
やっぱり借り物って立場が難しくしてると思うわ
ビジャレアル生え抜きならもっとチャンス貰えてたはず
40 :2021/02/03(水) 13:41:12.01
もう一段階上にレベルアップしないとね
これは試合出て覚えるしかない
42 :2021/02/03(水) 13:41:26.01
起点はもういいから1点決めよう
46 :2021/02/03(水) 13:42:53.03
カンテラ時代はファティと得点バンバン決めてたんやろ?
そんなにシュート決まらなくなるようなもんなのか
49 :2021/02/03(水) 13:43:38.64
>>46
体格の差が少ない時期やからなあ
61 :2021/02/03(水) 13:46:30.54
ボルダラスがやっぱ肉弾戦するわってなりそうなんだよな
この前のアラベス戦見たら
アレニャと久保同時に下げるってテクニカルな選手前線においてもあかんわって思ってそう
引用元:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1612326572/
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